特産品

自然に育まれた、懐かしい味・伝統品

豊かな山の幸に恵まれた、ここ水窪では多くの手作りの味・伝統の味が今でも生きています。山河からの豊かな恵みを一つ一つ、丁寧に作り上げる郷土料理は、どこかほっとする懐かしい味です。

栃もち

栃もち

栃の木は旧水窪町(浜松市との合併前)の木。

その栃の実は毎年9月に収穫されます。栃の実は苦くあくが強いため一般的に食する風習が少なく、「栃もち」は全国的に珍しい和菓子です。

水窪の山深い山中に栃の木があり、実をつけるのに70~80年かかり希少価値もあります。水窪のすばらしい自然環境が育んだ自然の素材が材料として扱われています。元々栃は餅にボリューム感を与えるものとして使われていましたが、いつの間にか水窪の伝統食として認知されるようになり、水窪に古くから伝わる技法で栃もちは手間ひまかけて作られます。水窪の風土が育んだ栃もちは、水窪で作るから意味があるといえます。栃の実特有の苦味が、餡の甘さとマッチしてとろける様な味です。お土産におすすめの一品です。

町内のお店、物産販売所でお買い求めできます。

刺身こんにゃく

刺身こんにゃく

こんにゃくの基となるこんにゃく玉の占める割合が高い水窪のこんにゃくは、色が濃く、歯応え舌触りに市販のものと違って上品さがあります。

しいたけ

しいたけ

適度な日光を浴びて育ち、栄養満点でコクがあるのが特徴。特に香信(こうしん)は肉厚があり、特産品の中でも自慢の一品です。

ぼたん鍋

しいたけ

猪肉の名物料理であるぼたん鍋は、山の豪快な珍味として、11月中旬の狩猟解禁より4月末頃まで味わえ人気が高いです。

水窪茶

長野県との県境、遠州最北の水窪は、平野部と異なり昼夜の温度差が大きく厳しい自然環境が特徴です。山峡の河川の湿気が朝霧を呼び、日照りを柔和にして、茶の新芽に旨味生成の好条件をつくっています。古来から蒸し製法の伝統を守り、香りや甘渋さなど、お茶本来の持ち味をつくりだしています。水窪のお茶はじっくりと栄養を吸い上げ、旨味を蓄えることによって、山特有の爽快な香りとほどよい渋味があります。

〒431-4101 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家3281-8
TEL / FAX:053-987-2100
E-mail:kankou-misakubo@aioros.ocn.ne.jp